パーガルラルキー迷走中

パーガルラルキーはヒンディー語でcrazy girl

旅は料理そのもの。

Nice to meet you

   と

Nice meeting you 

 

このニュアンスの違いはご存知でしょうか?

おそらく中学英語で習うと思うんだけど

ちゃんと使い分けてる人はあまり多くないかも?

(とにかく海外では日本人=英語ができないと思われてる…)

 

Nice to meet you はいわゆる「はじめまして」最初の挨拶で

Nice meetion youは最後の挨拶「出会えてよかった」

 

一喜一憂する原因にもなるけど一期一会。出逢いに感謝。

ちなみにヒンディー語では最初も最後も「ナマステ〜!」

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これはインドのゴア、アランボールビーチにて。

サリーでビーチを練り歩くのはなかなか至難の業なんですぜ…!

 

 

旅の醍醐味はなんですか?と聞かれると

やっぱり人との出逢いかなぁ、と思う。

 

 

もちろんペルーでマチュピチュを見たり

モロッコでサハラ砂漠の風を感じたりするのも旅の楽しみの1つですが

旅先での現地の人との交流とか、旅路が交差して出逢う旅人とか、

そういった"人との出逢い"が私の旅を特別なものにしてくれています。

 

旅を料理に例えると

目的地が素材で、

道の進み方が調理法で、

人との出逢いがスパイスだと

あるときふと気が付きました。

 

ちょっとマニアックな場所に行きたがるのは

新鮮で珍しい素材が欲しいから。

定番の観光コースを周るよりも直感でアプローチをするのは

自分なりの調理法を試したいから。

 

でもこのご時世で前人未踏の場所なんてほとんどないし

誰も歩いたことがない道も、見たことがない景色もほぼないでしょう。

 

それでも旅が陳腐なものにならないのは

その地に行かなければ出逢えなかったであろう人々に会うから。

だから人との出逢いは旅という料理のスパイスなんじゃないかな?

 

ちなみにmixi日記の時代からのつながりならご存知でしょうが、

私の料理は主にアバンチュール調理法を得意としております。笑

最近はそれを切り替えてスピリチュアル調理法を模索していくつもり△▽△

 

話が少し逸れるけど旅関係で中学生ぐらいに読んで衝撃を受けた本で

おそらく私の旅のスタイルに少なからず影響を与えた一冊がこちら。

 

もの食う人びと (角川文庫)

もの食う人びと (角川文庫)

 

これには当時の私の狭い世界をグンッと押し広げられた記憶があります。

うろ覚えだけど著者がバングラデシュで知らずに残飯を喰った話とか。

 

 

そんな私にとってインドは酸辣湯。(そこカレーじゃないんかい!)

インド(酸辣湯)はインド人の理不尽さ(酸味)とがめつさ(辣味)無くして成り立たない。

だってインドに行って嘘つきとぼったくりは避けて通れないもん。

それが好き嫌いはっきり分かれるところでしょうか。

そしてそこが私のようなゲテモノ好きにはたまらんのです。

いやはや…いい味出してるなぁ〜と。人間味がね。

なんて言えるのも胃腸が健康(心の余裕)があってこそ。

心の余裕がないときに騙された上でお金までぼったくられた日には

WHY LIKE THIS???(これインドでがよく耳にする言葉。起源?はイスラエルの旅人たちがよく口にするから。)

なんでこうなるのよーーーーキィイィィィィィーーー!ですよ。

 

だから私インドは好きだけど住めないと今回6ヶ月いて思い知りました。

だって毎日酸辣湯地獄(しかもフルパワー)とか無理でしょ。。。

ただ時々あの忘れられない味が恋しくなってどうしてもまた行ってしまうんでしょうね。

まぁしばらくここ2、3年は行かないと思う。お腹いっぱい。笑

 

 

ここまで目を通してしまったゲテモノ好きなアナタ!

幸か不幸か変な人をよく引き寄せてしまう私にしかできない味付けで

これからも飽きさせないようにがんばりまーす!!!

 

人との出逢いで旅はどん底にも有頂天にもなるという例に

次回サドゥーに弟子入り修行した話をひとつ。

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