パーガルラルキー迷走中

パーガルラルキーはヒンディー語でcrazy girl

インドでサドゥに弟子入り修行〜起〜

ナマステ〜ハリオーム(^人^)

今回はみんな大好きインドのババ(サドゥ)について〜☆

 

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インドに行かれたことがある方なら誰でも一度は目にする

サフランカラーの布を身に纏ったババと呼ばれる人たち。

 

彼らはただの乞食ではありません!

そう思われても仕方ないぐらい観光地には偽物ババが蔓延ってるのも現実。

 

私の知ってる範囲内の知識で簡単な説明をさせていただくと

一般的にババと呼ばれているのはヒンドゥー教の出家僧サドゥです。

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イメージとしてはこんな感じの仙人かな〜◎

 

 

インドの教えでは人生を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」の4つに分けて

サドゥはこの最後の「遊行期」に属す修行僧(苦行僧)です。

定住せず(庵に住んでるババも会うけど)托鉢をしてインド各地の聖地を巡礼しながら生きています。

瞑想したり、ヨガしたり、ボンボレナースしたり(笑)

まぁそれはそれは自由に生きてます。

中にはBABAバッグを作って売ってるババもいます。

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めっちゃ可愛いのだ!でもめちゃくちゃ手間がかかってるから高いのだ!

 

そしてサドゥとは名ばかりのチャラスを売り捌いてる輩、

つまりサフランカラーでカモフラージュしたただのプッシャーもいるので要注意。

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顔がOSHOに似てる?気がする

元々お高い身分だったず自称スワミ(お偉い先生)のチャラスプッシャー。

新品のオレンジ色のアディダスっぽいスニーカー履いてたところからだいぶ儲けてるんだろうな〜と。

仲良くしてもらってたし念のため目隠ししといてあげよう。

 

 

あとはゴテゴテのいかにもサドゥ的な過剰装飾した観光客狙いの似非ババが

インド初心者の旅人に写真を撮るよう仕掛けて撮影料をぼったくるのも日常茶飯事。

別に払わなくても悪態吐かれて終わるんだけど私はどうしても撮りたいババがいたらお金の代わりにチャイを奢ることにしてます。

 

それと勝手に寺院に一緒について回って隣でいちいち説明しだすガイドババとか。

いらん!ゆうてもついてくるのでほっといたら帰り道までついてきてレストランに誘導され飯を奢らされたことも。

 

ババといっても十人十色なんです。

そのうち9人は乞食かぼったくりかプッシャーですが。

 

 

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これはババではなくたぶんハヌマーン(猿の神様)の仮装をして

写真を撮らせて撮影料をぼったくってこようとする輩。

こんなので生活成り立っちゃうインドって改めてすごいと思う。

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私もサリー着てるとやたらとインド人に写真撮られるけど

撮影料くれ!って言っても笑って逃げられるんだよね。

アイツらナメやがって。。。

 

 

6年前の初インドではババがたくさんいるといわれるヨガの聖地リシケシに行きました。

あのとき本場のバナラシに行かなくて本当によかったと思います。

まだハタチそこそこの初インド1旅女子には強烈すぎてインド嫌いになってたはず。笑

 

リシケシに流れる聖なるガンジス川

インドでは母なるガンガーに敬称を付けてガンガーマタジーとも呼ばれます。

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日本人がイメージする”死体が流れてくる汚いガンジス川”とは程遠く

清らかな、穏やかだが力強い、神聖な川が流れています。

 

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でも所々に岩に直に書かれている警告を見るとどうやら危ないらしい。

流れが速いところで溺れて死ぬ人がいるとかいないとか。

なんとなくインド人って泳ぎ下手そうだもんね。

 

そんな聖なるガンジス川をひときわ鋭い目で射るような眼差しで見つめる本物感が漂うババジー発見。

 

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うさんくさいババに限ってベラベラとお喋りが多いんだけど

やはり「ホンモノは多くを語らず」です。

ただガンジス川のほとりに座りその流れを眺める。

心中で何を思っているのだろうか?

これも瞑想なんでしょうね。

 

 

ババはお年寄りが多いと思われがちですが

家庭を持って定住する「家住期」をすっ飛ばしてサドゥになる若いババもいます。

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細身の身体がSEXYですね!キャッ♡

 

そんな感じにリシケシは街を歩けば至る所でババに出くわします。

ババ同士の挨拶は「ナマステ」ではなく

「Hari OM」だったり「Ram Ram」だったり。

そして日がな一日ババを囲んでチロムを回してBom Bolenathするのです。

 

 

はっ…!ついついババ紹介に熱が入ってしまい

サドゥに弟子入り修行するまで話が進みませんでした。てへ。

次回は私が自称ヨギ(ヨガの達人)のサドゥに弟子入りしてしまった話をひとつ。 

 

 

サドゥについてもっと詳しく知りたい方はこちらで。

サドゥ―小さなシヴァたち

サドゥ―小さなシヴァたち